2011年8月12日金曜日

エド・ボイデン: ニューロンの光スイッチ


感光性タンパク質の遺伝子を脳細胞に導入し、移植したファイバー光学系を用いて特定のニューロンを選択的にオンオフできることをエド・ボイデンが示します。この先例のない制御技術によって、PTSD やある種の失明のマウスモデルを治療することにも成功しました。神経補装具という新たな地平線が見えてきました。セッション司会のファン・エンリケズによる簡単な質疑応答も収録。

 



->エド・ボイデン: ニューロンの光スイッチ (18:24)

脳の神経に光ファイバー回線を接続し、脳疾患を治療しようという試みが行われています。

脳の特定の細胞のDNAに緑色の光に反応するタンパク質チャネルロドプシンという物質を組み込み、細胞のONとOFFを制御することができるそうです。


最後の質疑応答では、コンピュータの様にONとOFFの2進法により、脳は制御できる様になれば、脳の記憶を外部メモリにダウンロードや逆にアップロードしたりすることも出来ると語っていました。


脳回路を思ったとおりに改造できる時代はもうすぐやってくると思います。

しかし、脳を直接いじるって人の記憶や思考を操るというのは、感覚的に非常に恐ろしいことだと感じます。(この感覚も操れるのかな?)


もちろん、この技術により病気が治る人や目が見えるようになる人が現れれば、それは素晴らしいものだと思います。

(倫理的に)間違った使い方をされないよう注意してこの技術を見守っていきたいです。

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