2011年8月30日火曜日

イーライ・パリザー:危険なインターネット上の「フィルターに囲まれた世界」


インターネット企業が私たちの好みに合わせてサービス(ニュースや検索など)をカスタマイズしようと努めるにしたがい、思いもよらぬ害が出てきています。私たちは「フィルターに囲まれた世界」に閉じ込められ、自己の世界観に疑問を投げかけたり視野を広める情報に触れる機会を失っているのです。結果的に私たちのためにならず、民主主義にも悪影響を及ぼすことになるとイーライ・パリザーが強く訴えます。

 



->イーライ・パリザー:危険なインターネット上の「フィルターに囲まれた世界」 (9:05)


google や Facebook は私たちが知りたい情報を高速に提供するアルゴリズムで動いています。

おかげでインターネットがとても便利になってきた反面、私たちが興味がない情報を手に入れることができないことには気づきにくくなりました。


アルゴリズムはまだ人道的な情報選択を行う段階までには至っていないようです。

知らない間に自分が知らない情報から孤立していると自分と違う意見の人と交流する機会が減るという弊害が起こります。


イーライ・パリザーは、アルゴリズムに興味の薄い情報にもアクセスできるようなオプションを付けて欲しいと訴えます。

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