2011年8月24日水曜日

ポール・ブルーム:喜びの根源


なぜ私たちは贋作より原画を好むのか?人間は本質主義であり、私たちの感じ方はその物の歴史についての思い込みによって変わる。しかもそれはただの錯覚としてではなく、喜び(そして痛み)といった生理的なレベルで変わるのである。心理学者のポール・ブルームがそう論じます。

 



->ポール・ブルーム:喜びの根源 (16:17)

人は物が同じでも背景が異なれば受け取り方が違うということが分かってきました。

例えば、高級なボトルから注がれたワインは同じワインでも普通のボトルから注がれたものよりも美味しく感じることが実験で確かめられています。


技術的には変わらなくても贋作より現物がいいというものは、希少性だけでなくそのものを作った背景などに価値観を感じることがあるようです。

人間の脳って本当に不思議でおもしろいです。

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