2011年10月4日火曜日

デイヴィッド・ブルックス:社会的動物


ニューヨークタイムズのコラムニスト、デイヴィッド・ブルックスが彼の最新の著書の中から人間の本質へのこれまでにない洞察を、認知科学の面から紹介します。それは経済、政治そして私たち一人一人の自己認識に至るまで非常に応用範囲の広いものです。ユーモアをふんだんにまじえたトークで、彼は人間を理解する上で意識と無意識を切り離して考えることはできないと説明します。

 



->デイヴィッド・ブルックス:社会的動物 (18:44)


私たちは理性を信じ、人間を合理的に動く生物だと信じてきました。

しかし、様々な出来事や研究を見ると、人間の本質は感情の部分によるもののほうが大きいとおもえるようになってきました。


人間には無意識が備わっており、フロイトの時代より、その無意識の役割が重要視されてきています。

人生に喜びを与えてくれるものは、学歴でもお金でもなく、芸術のような言葉に表せないものである。



プレゼン中の(アメリカン)ジョークは半分も伝わりませんでした。

やっぱり人の名前や歴史などを知ってないとジョークを分かることは難しい、、、




良かったなと思った部分は、最後の方で紹介されている妻をなくした夫がある日感じた感覚のところ、

妻との一体感を語った文章は、自分的にとても共感できるものでした。


芸術に没頭できる、自然と一体になれる、心理学で言う”フロー”のような感覚は、理性で行うものではなく、感情で行うものでもない、ある種神秘的なものです。(自分は物理学専攻の無神論者です。一応)

最近脳科学などの発展により明らかにされつつあるこの無意識などの領域がますます重要視される世の中になっていくでしょう。

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