2011年10月2日日曜日

ジャック・ホーナー:鶏から恐竜を生み出す


著名な古生物学者のジャック・ホーナーは、彼のキャリアの中で恐竜の復元を課題としてきました。化石から完全なDNAを見つけ出すことはできていないものの、素晴らしい保存状態の血管や組織を採取できる化石を発見しました。新たなアプローチとして、現代に生きる恐竜の子孫−鳥類−に焦点をあて、「チキノザウルス(鶏から再現された恐竜)」の実現に向け遺伝子工学を用いて、歯、尻尾や手などの祖先の特徴的な痕跡の復元を目指しています。

 



->ジャック・ホーナー:鶏から恐竜を生み出す (16:37)


恐竜を復元することはできるのでしょうか?

ジャック・ホーナーは、映画”ジュラシック・パーク”のように、琥珀の中に閉じ込められた蚊の血液からDNAを取り出す方法を試しましたがダメでした。

彼がは鶏の遺伝子を組み換え、指を鉤爪にしたり尻尾を長くしたりして、チキノザウルスをつくろうとしています。



正直、鶏から初めて恐竜に近いものを作ったとしてそれを恐竜と呼んでいいのかどうか疑問に思います。

プレゼンはユーモアたっぷりで話し方もゆっくりなので聞きやすいです。



現代は、遺伝子を組み替えて生物を作るのが普通な時代になって来ました。

私自身も鶏から作った恐竜と遊びたいと思っているし、そのことにあまり倫理的な危機感は持っていません。

ただ、”ジュラシック・パーク”のような恐竜たちの反乱がおきないように気をつけて欲しいと願っています。

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