2011年11月11日金曜日

ミシャ・グレニー: ハッカーを雇え!

サイバーセキュリティに数十億ドルが投資されているにも関わらず、その根本にある問題の一つにはほとんど手が付けられていない。悪意のあるコードを書いているのは誰か?裏社会の研究者であるミシャ・グレニーは有罪判決を受けた数人のプログラマーの人物像を浮かび上がらせ、驚きの結論を導きだした。





->ミシャ・グレニー: ハッカーを雇え! (18:40)


インターネットには常にセキュリティの問題がつきまとっています。

なぜ彼らはコンピュータを使い、人々から不正に情報を引き出したり、政府の方法にハッキングしようと思うのでしょうか。

ハッキングで捕まった人たちへのインタビューにより、ミシャ・グレニーは彼らの考えを明らかにしていきます。

ミシャの調査によると、ハッキングで捕まるひとの多くは自閉症を持ち、社会に溶け込めないため自分の居場所をネットの中に求めます。

そして10代前半の未熟な時にハッキングの技術を磨いていきます。

ハッカーたちはのその非凡な才能とは裏腹に、倫理観はまだ未熟なので、様々な誘惑が彼らを裏の社会へと誘い出します。

後のインタビューによると、ハッキングをした時それがどれくらい悪いことかわかっていませんでした。

そして、普通の仕事に就く手段を与えて欲しい、普通に仕事がしたいと語っているそうです。



才能を持つ人が活躍できるかどうかは環境に依存する面が非常に大きいと思います。

いまの社会は自閉症やコミュニケーションの仕方を知らない人にとって仕事を探しづらい世の中です。

彼らの才能を無駄にしないためにも、社会全体として彼らを理解し、活躍の場を与えていけるよう私たちも努力していかなければいけない。


ハッカーの言葉
「どうか私達に合法的な産業で働く機会を与えてください。私達はそこにたどり着く方法を知らず、自分がしていることも理解していませんでした。私達はあなた達と一緒に働きたいのです」


この言葉を聞いて、私達に何ができるか考えていきたいと思います。

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