2012年1月23日月曜日

テンプル・グランディン: 世界はあらゆる頭脳を必要としている

子供の頃に自閉症と診断されたテンプル・グランディンが、彼女の脳の働き方について話します。彼女の“絵で考える”能力が、一般的な脳が見落としがちな問題の解決に役立つと言います。世界は、自閉症の領域にあるとされる人たち-視覚型思考者、パターン型思考者、言語型思考者や全ての風変わりな天才達-を必要としていると訴えます。
 



->テンプル・グランディン: 世界はあらゆる頭脳を必要としている (19:44)


自閉症がいなくなればシリコンバレーは消滅すると言い切る彼女はカッコいいですね。




自閉症と診断される人は人と違う思考パターンを持っています。

例えば、言葉で認識するのでなく、絵で考える人がいます。

抽象的にものをみるよりも細部を気にし、より具体的なところに目が行く人がいます。



人と違う視点を持つことで、人が気づかないところに解決策を見出すことができます。

動物の気持ちに立てる人は、牛舎の前の旗や影に牛がおびえることに気づくことができます。






自閉症の人が能力を発揮できるかはその人が力を発揮できる環境にいれるかに依存します。

そのためには子供の興味を引き出してくれるよい教育者が必要であり、彼らの長所を生かせる環境が必要です。



遺伝子の解析もできるようになって自閉症などの先天的な症状をある程度正確に判別することができるようになりました。


社会のさまざまな問題に対応していくためにも自閉症のことを理解し、それぞれの長所を生かしあって

よりよい世の中を目指すことができる社会制度が必要になってくると思います。


彼女を主題にした映画Temple Grandin(原題)』もすぐに見てみます。

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