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->ダニエル・ダネットの危険なミーム (15:31)
ミームという言葉は初めて聞きました。
現在ではミーム学という学問があるくらい研究されてる概念みたいですね。
哲学者のダニエル・ダネットがミームの危険性について語ってくれます。
ここに、葉っぱの先端に上がっては落ち、上がっては落ちを繰り返すアリがいます。
アリにとって、そんな行動をする意味は何でしょうか?
実はアリは脳を寄生虫に乗っ取られており、自ら鳥に食べられるために行動を強制されているのです。
人間にとって、ミームはこの寄生虫のような言語的、文化的な概念です。
自分の命を賭けてでも守るべき思想があるとします。
例えば、テロをおこして自分の国を守る、神や指導者の意志で人を殺す、愛する人のために命を捨てるなど・・・
このような思想は伝染していきます。
また、文化や言語を一掃してしまう危険があります。
テレビや新聞、ネットなどによって情報は広がっていき、情報を受け取った人の行動を変えてしまいます。
これは脳を乗っ取られたアリになる可能性があります。
ミームという概念を知った上で自分の思想を客観的に見れること、
大切な事なんじゃないでしょうか。
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