2012年11月26日月曜日

ファビアン・ヘマート 「形が変化する未来の携帯」

形や重みを変化させて非視覚的に情報を「表示」することで、直観的で心地よいコミュニケーションを可能にする未来の携帯電話を、TEDxBerlinでファビアン・ヘマートがデモしています。


 



->ファビアン・ヘマート 「形が変化する未来の携帯」 (4:16)


携帯電話にディスプレイや音だけでなく、新しい表現を加えることができないか?

彼が考えたアイデアは次の3つ。





①.重心の位置が変わる



②.形が変わる


③.生きてる


技術が人間に近づいてもいいのでは?という疑問から、3つの新しい表現の形を研究しています。

2012年10月2日火曜日

nexus7 購入! 遂にタブレットデビュー & レビュー!



ハイスペック、持ち運びやすい、2万円を切る価格ということで思わず近くのYA〇ADAで予約しちゃいました。

そして今日、家電量販店で日本のNexus7が販売!

開店と同時に受け取りました。(年休使って)1日中弄り回します!




これがタブレットか。思ったよりも小さいな~と思ったのが第一印象!

クアッドコアプロセッサとChromeでネットはほんとサクサク!

家には固定回線から、外出先では HTC j のテザリング機能を使っていつでもWi-Fiに繋ぐことができます。




≪自分流タブレットの使い方≫


【Photo Viewerとして】

Photo U みたいにアルバムをスライドショーにして流したかったんですが、なかなか苦労しました。

というのも、NEXUS7にスクリーンセイバーが無く、壁紙設定してもうまく写真が流れないんです(-_-;)


苦労して見つけたのが次の二つ


〈Picasa〉 と 〈Premium License for PICASATOOL(559円)〉

 


上記の二つのアプリを携帯にインストールし、

Picasaでスクリーンセイバーで流したい写真を一つのファイルにまとめます。











あとは赤い丸で囲ったボタンをぽちっと押せば、

無事選んだ写真でスクリーンセイバーが流れます。




【書籍リーダーとして】

Google ブックスは正直まだ数が少なすぎて使えないかな。


今現在で使いやすいのは紀伊国屋のアプリ↓















パソコンともスマートフォンとも同期できるのでいつでもどこでも購入した書籍が読めるのはほんと便利!



【キッチンでのレシピ本として】















タブレットって料理をするときにレシピを見るサイズとしてちょうどいいんですよね。

できれば、粘着テープで壁からかけれるようにしてやってみようかと思ってます。



【TED視聴用】















まだ使い心地とかはわかんないけど、とりあえずスマホでも使っていたTED Airでしばらくは試してみます。

→動画をタブレットにダウンロードして持ち歩けるのが便利!!

どこでも高画質でTEDを視聴できます!




*期待している機能!

【Google Now】

ホーム画面でしたからスワイプすると出てくる期待の新人!

検索履歴や位置情報を使って検索するより先に情報をだしてくれるとか


まだまだ学習が足りないけどずっと使っていたらとっても便利そう(@_@)



【映画】

→1つレンタルで300~500円

まだまだ高いように感じます。

auのビデオパスに対応してくれないかな~





≪1日使ってのレビュー≫

スマートフォンともPCとも全然違った使い方ができていて、うまく住み分けできているなーと感じた。

これだけのスペックでさらに Google Play 2000円分ついて19800円は・・・

絶対買い

です!




≪主なスペック≫

->アプリコより





2012年10月1日月曜日

ボー・ロット:目の錯覚が示す私たちの物の見方

ボー・ロットが行う色のゲームは視覚を混乱させますが、脳がどのように働くのかという普段は見えないことにも光を当てます。楽しみながら自分自身で視覚が持つさまざまな感覚を知ることで、進化がいかにして我々の知覚に色づけしているのかがはっきりします。

 



->ボー・ロット:目の錯覚が示す私たちの物の見方 (16:31)




私たちは目に入る情報をそのまま受け取っているのか?

こたえは【No】です。

目に入ってくる情報を、脳が過去の経験をもとにわかりやすい情報に変えてから、認識します。


次の絵を試してください。

1.上の中心にある白丸を30秒間凝視



2.下の白丸を見る


























どうでしたか?

自分には空の色が全然違った色に見えました。(ほんとは同じ色)




目に見えているものを絶対のものと過信せず、見る人や角度によって見え方が違うということを心のどこかに置いておくといろいろ助かるかも(+_+)





2012年9月30日日曜日

ビル・ゲイツの現在の活動(蚊、マラリア、教育について)

ビル・ゲイツは、新しい形態の慈善活動を通すことで、地球上における重大な幾つかの問題解決を図ろうと考えています。情熱的で且つ笑える18分間のメッセージの中で、彼は問いかける2つの重要な課題に対し、私たちに解決策の考案を求めます。

 



 ー>ビル・ゲイツの現在の活動(蚊、マラリア、教育について) (20:20)


IT界の巨人、ビルゲイツが2009年当時に行っていた活動について教えてくれます。


特に彼が今取り組んでいる
  1. 蚊によるマラリアの感染
  2. 教育改革














の二つの視点から、幼児の死亡率を下げるために必要な取り組みを語ります。


【ゲイツの言葉】

政府や民間企業は進んで問題を解決しようとは思いません。

個人個人が周りを巻き込みながら問題を解決していくことが必要です。

2012年9月29日土曜日

ステファン・サグマイスター:長期充電休暇のちから

クリエイティブな取り組みへの考え方をリセットし活性化させるため、デザイナーのステファン・サグマイスターは7年ごとに1年間ニューヨークのスタジオを閉め、充電のための長期休暇を設けています。そんな彼が普段見過ごしている長期休暇の力について説明し、バリで過ごした時間の中で生まれた創造力に富んだプロジェクトを紹介します。


 



 ->ステファン・サグマイスター:長期充電休暇のちから (17:40)


デザイナーのステファンは、7年の内の1年間を全く仕事を行わない時間にあてて、長期充電休暇をつくることにより、生産性を高めることができると語ります。


【現在の私たちのライフスパン】




~25歳まで:学習 25~65:仕事 65~:老後


★このライフスパンを思い切って変更しましょう!★


・退職の時期を5年先延ばし
・5年間を細切れにして7年間に1度の長期休暇にあてる

提案するライフスパン次のグラフになります。


【ステファンが提案するのライフスパン】


~25歳まで:学習 25~70:仕事(7年に一度休暇) 70~:老後


会場からは拍手が起こっていました。

みんなこのような働き方のほうがいろんな意味で良いとわかるんですね。



長期休暇の利点は次の4つ



  1. 仕事がまた身近感じる
  2. とても楽しく過ごせる
  3. 長い目で見ると経済的にも効果がある
  4. 次の7年間ですることが休暇の1年間に考えたこと


仕事をずっとしていると、人生のプラン、目標を立てるなどの本来ベースとなる部分がわからないままになってしまうことがあります。

この長期休暇1年間はそんな自分を見直し、次に生かすことができる!素晴らしい提案だと思います!


自分もいつかは休暇を(3か月ぐらい)思い切ってとってみようかな!

2012年6月26日火曜日

TED - JR: 世界をひっくり返した 1年

ストリート・アーティストのJRが2011年に望んだこと,それは「世界規模の写真プロジェクトにあなたも参加して,世界に真実を知らしめよう」ということです。 TED Prize wish から1年,巨大な顔のポスターを公共の場に貼ることで,地域と連帯して変化をもたらし,世界をひっくり返せることをJRは見せてくれます。参加は insideoutproject.net からどうぞ。

 



->TED - JR: 世界をひっくり返した 1年

去年のTED Prizeを受賞したJRがこの1年間の取り組みと、彼自身が感じたArtと人々の関係を語ってくれます。

2012年6月11日月曜日

ジャン=バティスト・ミシェル: 歴史の数学分析

ジャン=バティスト・ミシェル: 歴史の数学分析


 

内容

数学を使って歴史について何を語れるでしょうか?TEDのフェロー、ジャン=バティスト・ミシェルによると「意外と多く」です。言葉の変化や戦争の規模などの例を取り上げ、電子化された歴史が、その根底にある深い規則性の姿を見せ始めたことを紹介してくれます。




簡単にまとめると、


動詞の過去系の変化の仕方、戦争の規模などを数学的に処理するとなにが見えてくるのか?
→脳が物事を相対的に見ているということがわかる


すべての書籍を電子化し、数学的処理をすれば面白いものが見えてくる。
Ngram Viewer

2012年5月10日木曜日

ミシュキン・インガウェル:採血なしの血液検査

十分な予防措置はあるのに、世界の多くの地域では貧血症が出産時の主な死亡原因となっています。しかし、一般的な検査は侵襲的で時間がかかります。 このウィットに富み刺激になるトークでは、TEDフェローのミシュキン・インガウェルが、自分のチームがどのように(32回の試行錯誤の末)貧血症の検査を採血なしで行うシンプルで持ち運び可能な低コスト装置を作り上げたか説明します。

 



->ミシュキン・インガウェル:採血なしの血液検査 (6:43)



貧血症による死亡は葉酸や鉄分のサプリなどで簡単に予防することができます。

しかし、貧血症を診断するためには、採血と専用の機械が必要でした。

ToucHbは指を装置に挟むだけで、ヘモグロビン値、酸素飽和度、心拍数を表示します

この機会は3種類の波長の光を使って光の透過度を計測し、ヘモグロビン濃度を測ることが出できるそうです。


発展途上国でも使えるようにするため、ミシュキンが持たせた特徴は3つ

  1. 採血をしない
  2. 使い方が簡単
  3. 持ち運び可能


これにより、2020年までに貧血症による死亡患者を世界中で0にすることが彼の目標です。


2012年4月24日火曜日

マルコ・テンペスト 「拡張現実がつくり出す魔法」

マルコ・テンペストが紡ぎ出す美しい物語は、マジックとは何であり、それがいかに人々を楽しませ、いかに人間性に光を当てるかを語ります。自作の拡張現実マシンで作り出すものすごいイリュージョンとともに。

 



->マルコ・テンペスト 「拡張現実がつくり出す魔法」 (6:32)

科学技術とマジックを融合させるマルコ・テンペストが、今度はAR(拡張現実)機能を使った新しいマジックを披露します。

ここで映しだされている映像は、録画されたものではなく、すべて実演しているもの、



まだ手品のように意表をついた感じではなく、ミュージカルのような美しい映像になってるかな。

実験中らしいので、これからのマジックとの融合に期待!

2012年4月20日金曜日

アヤ・ブデール 「光って、鳴って、楽しく学べるブロック」

電子装置をレゴブロックみたいに簡単に組立てて遊べる電子部品セットというのを想像してみてください。TEDフェローのアヤ・ブデールが紹介するlittleBitsは、ブロックになっていて自由に組み合わせられるシンプルな部品のコレクションで、回路作成をやさしいブロック遊びに変えることによって、創作活動に取り入れられるようにしています。


 



->アヤ・ブデール 「光って、鳴って、楽しく学べるブロック」 (5:27)


LEGOのように電子回路を組み上げ、光が点滅したり光度を調整したりする装置を簡単に作ることができます。

回路を繋げる仕組みは磁石!

間違った方向には繋がりません。




私たちは一日7.5時間以上も電子回路を使った装置を使っていますが、どうやって動いてるかを理解している人は少ない…

このlittleBitsを使うと楽しみながら回路の仕組みを学ぶことができるみたい。


ちょっと高いけど給料入ったら買いたい!

->littleBIts




ちなみに自分はNHKのスーパープレゼンテーションという番組で見ました。

2012年4月14日土曜日

スーザン・ケイン 「内向的な人が秘めている力」

社交的で活動的であることが何より評価される文化において、内向的であることは肩身が狭く、恥ずかしいとさえ感じられます。しかしスーザン・ケインはこの情熱的な講演で、内向的な人は世界にものすごい才能と能力をもたらしているのであり、内向性はもっと評価され奨励されてしかるべきだと言っています。


 





->スーザン・ケイン 「内向的な人が秘めている力」 (19:04)


現在の職場や学校はグループで仕事をして成果を上げることを重要視しています。

しかし、グループで仕事をするのが苦手なヒト、一人で仕事をしないと力を発揮できないヒトもいます。


世の中の半分から3分の1は内向的なヒトです。

内向的なリーダーの方が高い成果を上げているといった研究まであります。


スピーカーのスーザン・ケインは、内向性や無口や孤独に対する人々の態度が劇的に変化する一歩手前にあると感じています。

そして、この展望を共有して頂ける方に 3つの行動の呼びかけを行なっています。

  1. 絶えずグループワークをするのをやめる
  2. 気を散らすモノから離れ、 自分の思索に耽る時間を増やす
  3. 自分のスーツケースの中身をよく見て、なぜそれを入れたのか考えてみる


心理学の研究が進み、外交的なヒトだけでなく、内向的なヒトも活躍できる世の中になっていって欲しいですね。


2012年3月30日金曜日

ロリー・サザーランド:広告マンの人生の教訓

宣伝広告は、製品そのものを変えるのでなく、私たちの見方を変えることで製品の価値を高めます。ロリー・サザーランドは「知覚価値を変えることで、私たちの思う『実際の価値』と同様の満足感を与えることができる」と大胆な主張をし、私たちの人生観に興味深い影響を与える結論を提示します。

 



->ロリー・サザーランド:広告マンの人生の教訓 (16:39)


広告マンのサザーランドが、無形価値についての重要性を語ります。


私達の中には、ブランド名や広告費について悪いイメージを持っているヒトもいます。

しかし、ある程度まで発展した世の中では、技術による差は少なくなるため、無形価値を高めるほうが効率的であると指摘します。

つまり、人々の認知の仕方、考え方にアプローチする方法です。


プラシーボ効果の薬品は低価で効果もあり、副作用も(勘違いなので)ありません。




マーケティングの成功例
(四角型からダイヤモンド型へグレードアップ)




ある程度まで(物質的)生活水準が満たされれば、その後は無形価値が重要になってきます。

愛、健康などの無形物を、物質化することができるならどれほどの価値になるのでしょうか?

2012年3月22日木曜日

ショーン・エイカー 「幸福と成功の意外な関係」

私たちは幸福になるために努力し成功しなければならないと思っていますが、逆だとしたらどうでしょう? このTEDxBloomingtonでの目まぐるしくも楽しい講演で心理学者のショーン・エイカーは、幸福は実際生産性や成功の可能性を押し上げるのだと言っています。

 



ショーン・エイカー 「幸福と成功の意外な関係」 (12:21)


成功するから幸福を感じるのではなく、幸福を感じていれば成功する!

そのような研究結果が見つかってきています。



ショーン・エイカーが書いた本



->幸福優位7つの法則 仕事も人生も充実させるハーバード式最新成功理論のまとめ


この本は、ハーバード大で得られた心理学、統計学などの膨大な研究結果に基づいているため、非常に納得しやすいです。


いい成績を残せば、更に先の目標を設定する。

いい会社に入れば、更にいい会社の人を羨む。


結果→幸福の流れでは、幸福を長時間感じることはできません。

しかし、幸福(ポジティブ)な状態だと、脳にドーパミンが放出され、視野が広がり、創造性やIQがあがります。


幸福とは何かを探しているヒトは是非ご覧あれ!

TED講演でのユーモアも満点!

ヨシ・バーディ「小さな温暖化対策」

投資家で、いたずら者のヨシ・バーディがブログの危険性について講演します。特に、男性は要注意。

 



->ヨシ・バーディ「小さな温暖化対策」 (6:18)



彼が危惧する小さな温暖化とは

男性の股間の温暖化…



後半のピー音からの勢いがすばらしい!

2012年3月1日木曜日

シャーミーン・オベイド・チノイ「自爆テロ養成学校の内側」

映画監督のシャーミーン・オベイド・チノイが恐ろしい質問に立ち向かいます。どのようにタリバンは子供たちを自爆テロ容疑者になるよう説得するのでしょう?カメラを手に、彼女はトレーニングキャンプを訪れました。その光景は恐ろしいものです。

 



->シャーミーン・オベイド・チノイ「自爆テロ養成学校の内側」 (8:09)


タリバンが、子供たちに自殺テロを行わせるための養成学校があります。

映画監督のシャーミーンは、カメラを手に取り、この学校の内情を目の当たりにします。


子供たちを調教する過程は、主に5つのステップからなっています。

  1. 田舎に暮らす貧しい家族を狙う
  2. コーランを教える(子供たちは字が読めないし、ネットなどの外部との情報も遮断される)
  3. 今の世界を憎むよう指導する
  4. 殉教の素晴らしさについて教える
  5. 近隣国や自国の死んでいくヒトの映像を見せる
情報を得る手段を持たず、善悪の基準は彼らの教えでしか養うことが出来ません。

その結果、自爆テロによって家族を守ることが素晴らしいことだという価値観が出来上がります。

特に5番は影響力が有りそうです。
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