2011年7月7日木曜日

ダン・アリエリー:我々は本当に自分で決めているのか?


「予想通りに不合理」の著者である、行動経済学者ダン・アリエリーは昔ながらの視覚的錯覚や彼独自の思いもよらぬ(時にショッキングな)研究結果を用い、人が何かを決断する際、自分で思っているほど合理的ではないことを証明します。


星5星4



コメント
人の選択は自分が思っている以上に非合理的である。
目の錯覚、質問の仕方などによって脳がものをありのまま捉えられないというのを教えてくれる。


仏教の考え方を教える「シッタカブッタ」という本にも、人の物の見方には偏りがあり、それを知ることが大事って言ってたのを思い出した。




sakkyanが驚いたのは、無駄な選択肢を付けるだけで人の選び方がぜんぜん違うこと。










                  値段    選んだ割合
オンライン購読             59ドル    16%
雑誌購読              125ドル    0%
オンライン購読+雑誌購読  125ドル      84%


    ↓真ん中の選択肢を減らすと

オンライン購読               59ドル    68%

オンライン購読+雑誌購読  125ドル      32%



確かに上の選択肢はセットのほうがお得に見えるし買いたくなる。
実際はセットと雑誌購読のみの値段が同じなので真ん中の選択肢はいらないけど、それがあるのと無いのでは結果がぜんぜん違う。




人生の考え方が変わるすばらしいプレゼンだと思います!
私たちがした決断は、思っている以上に周りの影響を受けているということを知らないといけない!

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