2012年1月14日土曜日

ダニエル・ダネットの危険なミーム

アリの単純な話からはじまって、哲学者ダニエル・ダネットは、辛辣なアイデアの集中攻撃を放ち、ミームの存在を論証します:文字通り生きている概念です。
 



->ダニエル・ダネットの危険なミーム (15:31)


ミームという言葉は初めて聞きました。

現在ではミーム学という学問があるくらい研究されてる概念みたいですね。


哲学者のダニエル・ダネットがミームの危険性について語ってくれます。




ここに、葉っぱの先端に上がっては落ち、上がっては落ちを繰り返すアリがいます。




アリにとって、そんな行動をする意味は何でしょうか?

実はアリは脳を寄生虫に乗っ取られており、自ら鳥に食べられるために行動を強制されているのです。


人間にとって、ミームはこの寄生虫のような言語的、文化的な概念です。



自分の命を賭けてでも守るべき思想があるとします。

例えば、テロをおこして自分の国を守る、神や指導者の意志で人を殺す、愛する人のために命を捨てるなど・・・

このような思想は伝染していきます。

また、文化や言語を一掃してしまう危険があります。



テレビや新聞、ネットなどによって情報は広がっていき、情報を受け取った人の行動を変えてしまいます。

これは脳を乗っ取られたアリになる可能性があります。



ミームという概念を知った上で自分の思想を客観的に見れること、


大切な事なんじゃないでしょうか。

0 件のコメント:

コメントを投稿

Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...