2012年2月1日水曜日

ジェーン・グドール: 類人猿とヒトを分かつもの

ミッシングリンクの解明には至っていませんが、霊長類学者ジェーン・グドールの功績は高く評価されています。彼女は人間と類人猿の唯一の違いは、我々の高度な「ことば」であると言い、世界を変えるためのツールとしてことばを使うことを力説しています。

 



->ジェーン・グドール: 類人猿とヒトを分かつもの (27:27)


チンパンジーが人と同じように感情を持ち、道具を使いこなすことができる事を世界に発信したジェーン・グードルさん。

彼女が、世紀の発見を見出すまでに至った過程や彼女が取り組んでいる現在地球上でおこる様々な問題へのアクションの仕方を語ってくれます。


彼女の発見があるまで、人間と動物をわけるものは「道具を使う」かどうかでした。

その当時の科学では人間だけが道具を使い、感情を持っていると思われていたそうです。


現在では動物が感情を持っているなんて不思議じゃないですよね。




彼女は現在もチンパンジーの数が激減していることに衝撃を受け、チンパンジーやその他の動物を保護する活動を行なっています。

->The Jane Goodall Institute
->ルーツアンドシューツジャパン


野生動物の減少は様々な問題がからみ合っています。

人口増加により明日の食べ物すら手に入らない国の人に明日のために木を切るな!とは言えません。

また、現代の若者が過去の負債に絶望し、将来に希望を持てずにいることも心配しています。



類人猿とヒトを分かつものは高度な話す力

身近にない出来事を言葉や道具を使って伝えることができます。

大勢の人の知恵を共有することができます。




いまから10年前の講演ですが、かなり心に響きます。

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