2011年11月9日水曜日

ジョナサン・ドローリ:花が仕掛ける美しい罠

見事な画像を使ったこのトークでジョナサン・ドローリが語るのは、地上に25万種類以上も存在するという「花を咲かせる植物」がいかにして昆虫を惹き寄せて花粉を運んでもらえるように進化してきたのかということです。”着地場所”を設けて昆虫を招いたり、紫外線に輝く色合いを纏ったり、手の込んだ罠を作ったり、発情期の昆虫のそっくりさんになったり、その方法は様々でした。

 



->ジョナサン・ドローリ:花が仕掛ける美しい罠 (13:48)


花の遺伝子を後世に遺すためには受粉をしなければいけません。

そのために、風を使って花粉を飛ばしたり鳥を使ったりしますが、もっと効率のいい方法は昆虫を利用することです。

昆虫を利用するために植物はそれぞれ独自の生存戦略を持っています。


自らが40度近くまで発熱するもの、昆虫にしか見えない模様で誘惑するもの、一晩花の中に閉じ込めてから夜になると蓋がひらくものなど、


どれも植物の知恵が隠されているようで見ていてほんとに驚かされます。


このプレゼンでは、写真をふんだんに使い、植物たちがどのように花粉を運ばせるかを紹介してくれます。

2011年11月8日火曜日

ベン・ゴールドエイカー:悪い科学とのバトル

健康についての新しいアドバイスは毎日のように報じられますが、それが正しいかどうかは、どうすれば判るでしょうか。医学博士で疫学者のベン・ゴールドエイカーは、栄養学における極めて明白な問題から、製薬業界における非常に巧妙なトリックまで取り上げ、誤った根拠について矢継ぎ早に紹介します。

 



->ベン・ゴールドエイカー:悪い科学とのバトル (14:20)

私たちは薬の効果を信じています。

この薬を飲み続けたら、一年間で10kg痩せた、腰の痛みがなくなった、風邪が治ったなど・・・

しかし、この結果が製薬会社やサプリメント会社が意図的に情報を隠していたらどうでしょうか、

疫学者のベン・ゴールドエイカーは、情報の正確性に疑問を持ち、肩書きの無意味さ、研究結果の意図的な隠蔽、実験設定の誤りなどがあることを見つけだしました。

例えば、”博士”の称号は猫でもネットで簡単に取ることができます。

研究結果は巧妙に隠されているので医師ですら本当の効果をわからずに使ってしまうこともあります。



これを見ると、薬やサプリメントを簡単に信じてはいけないと思っちゃいます。

製薬会社や研究者は実験データを公表したがらないみたいなので、倫理観を持って自分で独立に薬の効果を検証してくれる人がこれから世の中に必要とされていくかな。


私達個人にできることとしては、紹介されている情報を鵜呑みせずに文献をあたったり、検証してくれている人の情報を吟味することが大切になってきます。

それと統計学の知識も情報社会を生きるこれからとても重要になってくるでしょう。

ダニエル・ドゥ・ニースが歌う艶やかなアリア

オペラはどれほどセクシーでありうるのでしょう? 燦爛たるソプラノ歌手ダニエル・ドゥ・ニースが“Meine Lippen, sie küssen so heiss”(私の口づけはかくも熱い)を歌ってそれを見せてくれます。曲はフランツ・レハールの「ジュディッタ」から、伴奏はイングリッド・サージェナーです。
 



->ダニエル・ドゥ・ニースが歌う艶やかなアリア (5:55)


英語やプレゼンの勉強にはなりませんが、情熱的なオペラで観客を魅了してくれます。

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